仙人温泉小屋 トピックス

仙人温泉小屋 小屋開け敗退
(撮影:大西 2017年7月3日掲載)

6月30日金曜日、小屋開けに堀江さんと知人の山岸さんと3人で向かいました。
山岸さんは冬山装備で来て頂き、装備万全の心強い精強補佐でありました。
朝から宇奈月温泉は雨が振ったりやんだりで天気予報も梅雨前線が居座り、今後も天気が思わしくありません。
小屋を開けることだけで終わり、水引などインフラ作業は出来ないだろう事が予想されました。
雨の中、旧道を利用して阿曽原峠までは予定通りに行けましたが、雪渓の見える地点に来て、3週間前と比べると大幅に雪渓が後退しているのを確認しました。
登山道から雪渓へ降りる地点で、3週間前には無かった大きなシュルンドが口を開けていました。
雪渓まで飛びつけない、想定外のシュルンドで、前方に見える雪渓上端境界線までロープによるトラバースを試みました。
しかし地盤が緩んで何度も足を滑らし危険な状態でした。
雨足が強くなければチャレンジする価値はあったと思いますが、落石を誘発したかもしれません。
非常に悔しいですが撤退と言う苦渋の決断です。
仙人温泉小屋は、これまでで一番遅い7月に入ってからの小屋開けとなります。


宇奈月温泉駅7時11分発の工事列車で仙人谷へ向かいます。出発前のひととき。


雨はやみ9時半に仙人ダムを出発しました。
雲切尾根の雪渓はすっかり無くなっていました。


雪渓ポイントに12時25分頃に到着。3週間前と比べて大幅に雪渓が後退していました。
旧登山道直下は大きなシュルンドが口を開いています。
前方に見える雪渓境界までロープを使ってトラバースする為にルート選定を何度も試してみましたが、雨足が強い事と足場が3週間前と比べて崩れて緩い状態でしたので断念を決断しました。


断念して旧登山道に戻ったところ。


阿曽原峠に戻った時は雨が一時的にあがりました。
仙人谷を振り返った写真です。


阿曽原峠に13時44分に到着、堀江さん「今夜はワラビで一杯だ!」


仙人ダムに着くと豪雨になりました。上部軌道仙人ダム駅から欅平に戻ります。


明けて翌7月1日、宇奈月からのトロッコ電車は4日まで運休となっていました。
欅平では昨年と同じく祖母谷温泉か、それとも宇奈月温泉かと迷いましたが、宇奈月温泉へ下山したのは正解でした。


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